身勝手プログレ論 第2回 マーズ・ヴォルタ/Frances the Mute

 こんばんは。

 プログレ論2回目は、せっかくマリリオンを紹介したので、
新しい時代のプログレを続けて紹介していきたいと思います。
今回はアメリカのマーズ・ヴォルタを紹介。

 プログレというのは、ジャンル名称に反して70年代の
影ばかり追い求めた様式美ばかりなのは如何なものか?と
本ブログでも度々書いてますが、そんな葛藤の中で出会い
衝撃を受けたのが、このバンドでした。

 マーズヴォルタの音楽性を一言で言うなら、プログレと
エモのミクスチャー。プログレというと、頭の良さそうな
人達が冷静に演奏する洗練された小難しい音楽という印象が
ありますが、実際には暗澹と煮えたぎる鬱屈としたエネルギーが
秘められた音楽も数多く存在します(パンクとかハードロックに
なりきれない照れ隠しに難解なことに挑戦して本心を
ごまかしているというか)。
 そんな秘された衝動をプログレのままストレートに
叩きつけるスタイルは、マーズ・ヴォルタが初めてなのでは
ないでしょうか。どのアルバムも感情の赴くまま、止まらない
疾走と痛々しい脈動に溢れた作品が並びます。



 中でも本作は、最初から最後まで炸裂の止まらない、
全編ゲームのラスボス曲みたいなアルバム。夢想はしても
やらないというか、よくテンションが持続すると関心すら
してしまいます。

 その後、アルバムを出す毎にプログレさを増しつつも、
深淵さと混迷を極めるマーズ・ヴォルタは、2013年に事実上の解散状態に
なってしまいます。
 しかし、今年になって中心人物のセドリック・ビクスラー・ザヴァラと
オマー・ロドリゲス・ロペスが組んだ別バンドのアンテマスク を結成、
再び注目を集めているようです。近いうちにそちらもチェックしてみたいと思います。

Frances the MuteFrances the Mute
(2005/03/01)
Mars Volta

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霜月便り(K1120、霜月廿日)

Author:霜月便り(K1120、霜月廿日)
K1120(代表):
絵描き志望。
プログレッシブロックを
糧になんとか生きてる
隠れオタク。
霜月廿日(副):
物書き志望。岩手在住。
多忙につき不在気味。
好きな作家は蕪木統文。

同人サークル「霜月便り」
プログレ布教サークル。
東方やMLP漫画や
同人音楽のプログレ
作品紹介、委託頒布。

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